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ハツカネズミと人間 [好きなものあれこれ]

次は何を読もうかな、と思いついたのが、やっぱり子どもが
「すごくおもしろかった[exclamation]
と言っていた、「Of Mice and Men / ハツカネズミと人間」。

Of Mice and Men

Of Mice and Men

  • 作者: John Steinbeck
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: ペーパーバック


ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

ハツカネズミと人間 (新潮文庫)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1994/08/10
  • メディア: 文庫


先日読んだ「アラバマ物語」と同じ、1930年代の大恐慌後の
アメリカで、今度はカリフォルニア州を舞台にした物語でした。

スタインベックの代表作、「怒りの葡萄」と同じく、
農園で働く労働者たちの話。

でも、「怒りの葡萄」のような強いメッセージ性よりも、
大柄で途方もない腕力を持つ、2~3才の子どものようなレニーと、
彼のしりぬぐいをしながら旅をする、冷静で小柄なジョージという、
二人の関係性に焦点を合わせています。


文章がすっきりしていて、とっても読みやすい[exclamation]
訛りが多いのはわかりにくいけど、「アラバマ物語」の南部
訛りと似て、またちょっと違う感じ。

なんといっても、短編なので
「ああ、ヤバイ、ヤバイ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
とハラハラしながら、あっという間にラストがきます。

やわらかい感触が好きで、女性のスカートに手を出したり、
子犬をかわいがりすぎて死なせてしまったりするレニー。
なんとかレニーをトラブルから遠ざけようと努力し続け、
二人でいつか農場を持つ淡い夢を話して聞かせるジョージ。

そんな二人に訪れるのは、本当に悲劇的な結末であることが、
読みながら予感でき、クライマックスの前から、もう涙で
あふれ続けちゃいました。[もうやだ~(悲しい顔)]


「アラバマ物語」もそうだったけど、世の中が今よりもっと
貧困と不公平に満ちた時代。
人々が自分の身を守ることで必死で、不満や怒りの矛先を
どこかにぶつけようとしていた時代。
でも、それは今もそんなに変わらない・・・。

アメリカでは「華麗なるギャツビー」「ライ麦畑でつかまえて」と並ぶ
高校生の必読書だそうで、シンプルで考えさせられる名作です。


ちなみに映画版は、なんと「フォレスト・ガンプ」でダン中尉を
演じたゲイリー・シニーズが監督主演(ジョージ役)だそう[exclamation][目]

二十日鼠と人間 [DVD]

二十日鼠と人間 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


ジョージとレニーの関係は、まるでダン中尉とフォレスト。
カリフォルニアの雄大な自然を背景に、涙のラストまでどんな
ふうに描かれているのか、ぜひ見てみたい~[exclamation×2]



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